こんにちは。20回以上のリゾートバイト経験があるイルカマンです。
この記事に訪れてきてくれたあなたは、以下のような疑問を抱いているのではないでしょうか?
スキー場のリフト係の仕事に興味があるんだけど、具体的にはどんなことをするんだろう?
そこで、この記事では、スキー場のリフト係の仕事内容について私自身の体験談から紹介いたします!
結論から言うと、難しい業務はありませんので、未経験者でも問題なしです。
スキー場リフト係の仕事内容を紹介

スキー場リフト係の仕事内容は以下になります。
・リフト運行の準備
・リフト乗り降りの補助
・リフト周りの雪の整備
・リフトの停止、片付け
・雪かき(場合による)
少し深掘りします。
リフト運行の準備
リフト運行の準備では、まず、リフトの電源を入れて正常に動作するか確認します。
リフトが正常に動くか確認しつつ、スタッフもリフトに乗って異常がないかの点検を行なっていきます。
さらに、リフトの周りにポールを設置したり、ロープを張ったりして、お客様が迷わずリフトに乗れるように導線を作ります。
また、お客様が間違って入ってしまわないように、立ち入り禁止の箇所にもしっかりとロープと看板も設置します。
もちろん、担当するリフトにもよりますが、基本的にリフト運行の準備はこんな感じです。
リフト乗り降りの補助
リフトの営業が開始されたら、お客様の乗り降りの補助をしていきます。
慣れているスキーヤーやスノーボーダーであれば、過度な補助はいりませんが、子供や初心者の方であれば、場合によって、リフトを【減速】または【停止】します。
安全第一ですから、少しでも危ないと感じれば【停止】するのが良いでしょう。
もしも、リフトを【停止】した場合は、お客様の安全を確保したのちに、アナウンスして運行再開していきます!
ちなみに、リフトの【減速】や【停止】はボタン一つで可能です!
リフト周りの雪の整備
お客様がリフトの乗り降りをしていると、リフト付近の雪が溶けてボコボコになってしまいます。
すると、お客様が足元をすくわれて転倒につながってしまう場合があるため、できる限り整備していきます。
地味な作業ですが、時間があるときに率先して行う業務になりますね。
リフトの停止、片付け
リフトの営業時間が終了したら、リフトを停止して片付けをします。
この時も、最後にスタッフがリフトに乗って異常がないか点検していきます。
また、リフト運行の準備で行なった『ポール、ロープ、看板』の片付けも行います。
雪かき(場合による)
スキー場のリフト係を行なっていると、稀に大雪が降って柱の上に雪が積もったり、リフト下の雪が積もって危険であることから、雪を掘っていく作業があります。
これはそのシーズンの雪の降り具合にもよるでしょうし、担当するリフトにもよりますが、大雪が降った時は雪かきが必須になりますね。
雪かきは力仕事になりますが、朝から良い運動になって気持ちいいですよ!
スキー場リフト係の勤務時間を紹介
スキー場リフト係の勤務時間はスキー場の営業時間と同様になります。
私自身が経験したリフト係の具体的な勤務時間は以下になります。
・8時〜16時30分
私が経験したリフト係の業務は営業時間が『8時30分〜16時』だったんですね。
なので『7時30分頃』にスキー場へ集合し、リフトに乗って移動して担当のリフトまで移動します。
その後、8時前に担当のリフトに到着し、運行準備を行っていく形ですね。
そして、16時に営業が終了したら、片付けを行なっていき、だいたい『16時30分』くらいに勤務終了します。
具体的には以下のような流れになります。
8時〜8時30分 | リフト運行準備 |
8時30分 | 営業開始 |
16時〜16時30分 | リフト停止・片付け |
勤務が終了したら、各々スキーやスノーボードで滑り降ります。
以上のことから、スキー場リフト係の勤務時間は『リフト営業時間+1時間(朝と夕で30分ずつ)』という考えでOKです!
スキー場リフト係の労働時間は交代制で少し特殊です
上記では、私自身の経験だと『8時〜16時30分』の間、リフト係の業務を行なっていたと書きました。
しかし、実際のところ、労働時間は交代制になるため、実質の労働時間はさらに減ります。
具体的には以下のような流れで働いていました。(営業時間中)
① リフト乗り降りの補助
② リフト周りの雪の整備
③ 休憩
④ 建物内からリフト乗り降りの目視
※20分ずつで交代していきます。
【❷のリフト周りの雪の整備】に関しては、綺麗であれば、そこまで時間をかけてやる必要はなく、特に『何分間やりなさい』という指定もないため、『できる範囲で』って感じです。
1時間仕事したら、20分休めるため、実質、休憩時間は1時間以上あるんですね。
また、この20分休憩の時間にお昼も食べることになります。
8時間ハードに働いているわけではないので、割とリフト係のリピート率は高いですね。
スキー場リフト係は残業もできます。

ナイター営業を行なっているスキー場であれば、残業も可能です。
基本的に残業時間は【2時間〜3時間】程度になるでしょう。
なので、スキー場によってはリフト係でも残業できますので、20万円前後稼げる職場もあるかもしれませんね。
ちなみに、私の場合は任意でしたので、残業は3ヶ月で2回程度しかしませんでした。
スキー場リフト係に求められる能力を紹介
スキー場リフト係に求められる能力は『決断力』だと私は思います。
理由は簡単でリフト係に求められる業務は『安心安全にお客様にリフトを利用してもらう』ことにあります。
なので、例えば、子供がリフトから降りる際に転んでしまったとします。そのときにモタモタしていると次のお客様が来てしまいますので、衝突してしまう恐れがあるんですね。
こういった状況になったときにすぐに【停止】ボタンを押せる決断力が大切になって来ます。
仮に、初心者コースのリフト係を担当した場合は、初心者がたくさんリフトを利用しますから、『危ない』と感じることは多々あります。
そういったときに迷わず、リフトの【減速】や【停止】が押せる決断力が大切だと私は思います。
スキー場リフト係で働く上での注意点を紹介
スキー場リフト係で働く上での注意点は『防寒対策』といったところですね。
基本的に、スキー場はとても寒いですから、防寒対策はしっかり行なっておきましょう!
また、安全に仕事を遂行することが大切なので『お客様に怪我を負わせない』ことも重要です。
少しでも危険を感じたら、躊躇なくリフトを止める勇気を持ちましょう!
もたもたしてトラブルになるよりは、停止ボタンを押すことの方が最良と言えます!
スキー場リフト係の人間関係を紹介
私の経験上、スキー場リフト係の人間関係は良好でした。
基本的に、リフトの班長にベテランスタッフがいますので、リゾートバイトのリフト係は班長の指示に従う形ですね。
私自身の経験したリフト係の場合は、班長と副班長がベテランスタッフで残りのスタッフが全員、リゾートバイトでした。
班長
→ベテランスタッフ(30代男性)
副班長
→ベテランスタッフ(30代女性)
部下
→リゾートバイト(5人)
何度か食事会も開きつつ、班長と副班長が年上だったことから、最終的には家族のような関係性になっていましたね。
まとめ:スキー場リフト係の仕事内容は難しくないので未経験者でも問題なしです!
スキー場リフト係の仕事内容は難しいことはありませんので、未経験者でも問題なしです。
ただ、雪かきは力仕事になりますし、何より安心安全にお客様に利用してもらう必要がありますので、楽な仕事ではありません。
何より、トラブルが起きるのが最も怖いですから、油断は禁物です。
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